バレンタインのお返しがホワイト・デイ。なにか白いものを贈る。ということで、下着業界が『白い下着を贈りましょう』なんてことも言ってましたね。このホワイト・デイは、バレンタインに対してまったくの日本初のお返しの発想から生まれた習慣&行事(イベント)。
もちろん、お菓子メーカーが「マシュマロやキャンディーを売りたいから」が発想(きっかけ)始まり、白いものを飲み食べして愛を分かち合う。

敬老の日にリンドウを贈る。リンドウの根が効き目の高いクスリとして重宝されてきたため、健康や長寿を願う気持ちを込めて贈るという説と、聖徳太子の制定した冠位十二階において紫は最も位の高い色とされたため、尊敬を込めて贈るという説があります。・・・フラワーギフトの案内に書かれているのを見つけた。

中国では黄色は皇帝だけが身につけて良い色だという。衣に成る糸を染めるのに自然素材を使っていた時代は、黄色が最も難しかったからだと聞いた。

冠位十二階は「徳・仁・礼・信・義・智」の儒教の徳目で分けられたものです。紫・青・赤・黄・白・黒の冠の色に、それぞれ濃淡をつけて大・小とつけて区別しました。紫以外の色は、中国の「人間も社会も自然も、五つの元素である木・火・土・金・水の一定の循環法則に従って変わっていく」という五行説に基づいており、一番位の高い紫は、道教の尊いものを大切に扱うという色なのです。

Q.冠位十二階で紫色の次に高位の色は何色か?

  • A. 黄色
  • B. 赤色
  • C. 青色
  • D. 白色

まず、紫が一番えらい!と覚えておきましょう。次に青、赤、黄色は空をイメージします。青空(青)からやがて夕焼け(赤)となり、月が出てくる(黄色)です。後は、髪の黒い若者よりも白髪のおじいさんの方がえらい!と覚えておけば冠位十二階の色の順番を覚えることはできます。


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